スキニーは脚にぴったりとフィットした、超タイトなジーンズで、スキニーデニムとも言われています。これまでは「スリムジーンズ」とよばれていた細いタイプのジーンズより、さらに細いということを強調していて『スキニーデニム』とか『スキニージーンズ』などと呼ばれて大人気です。
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スキニーを履くのだったら脚のラインが出過ぎて短めにみえてしまう分、
女性ならヒールを履いたり上に着るもので腰を高く見せるようにしたり
男性なら短かめのジャケットやブルゾン、普通の丈でも高めのウエストで
飾りのベルト切り替えのようなデザインものを選んだりする事で
ずいぶん印象がちがいます。
今はスキニーが先行していて、うまく合わせる工夫のほうが
まだ浸透して居無いので、「脚の細いひとに似合う」とおもわれて
いるだけなのです。
男性物ではまだ変化が目立っては居ませんがこれもいつもの事です。
先にレディスで動きます。
結論から言うとスキニーは全体型で大丈夫です。
パンツは(スカートも)長らくローウエストで股上の
浅いものが君臨してきましたが、一昨年から
ヨーロッパのコレクションで股上の深いハイウエストの
ものが打ち出されました。
大きな流れはここからはじまるので、今1年上を経て
大衆に広がってきたわけです。
ウエストが腰ではなくほんとうのウエスト、つまり
くびれた部分、肋骨の下にくるようになっていくのです。
スキニーはこれをうけてまずはローウエストで出回りました。
急に全体を変えても流れは変わりにくので部分的に変えていくのは
いつもの業界の手法です。
実はやがてハイウエストに成るとスキニー(いわゆるスリムな裾で
フィットするシルエット)が使えるのです。
ブーツカットやストレートだと脚の形は全体が露出しませんが
スキニーに成るとふとももの太さや足の短さがはっきりと
見えてしまいます。これが「スキニーは脚の細いひとに似合う」の
意見のワケなのですが、そう成ると今度は脚をすらりと
長くみせるためにはウエストの位置が上がる流れにもっていきやすいのです。(業界が)
だからスキニーに合わせるジャケットはウエスト位置が高めに
作られています。そうやって腰の位置を高く見せる事で
あらわになった決して長くは無い日本人の脚の長さを
全体のシルエットで長くみせるようなトップスが売れるようになり
今はまだローウエストが多くても、気がつくとパンツのウエストは
ハイウエストのほうがいい、と言う状況に移っていくものとおもわれます